アーティスト図鑑<演歌>
演歌(えんか)とは、日本の大衆歌謡のうち、日本人独特の感覚や情念にもとづく娯楽的な歌曲の分類である。歌手独自の歌唱法や歌詞により、同じ音韻の艶歌・怨歌の字を当てることもある。
特徴演歌が用いる音階の多くは日本古来の民謡等で歌われてきた5音階が用いられることが多い。西洋音楽の7音階を5音階にするために第4音と第7音を外し、第7音を第5音にすることから、4と7を抜くヨナ抜き音階と呼ばれる音階法を採ることが多い。この音階法は古賀正男、後の古賀政男(1904年明治37年11月18日 - 1978年昭和53年7月25日)による古賀メロディとして定着した、以降
演歌独特の音階となる。古賀メロディーについては、初期、クラシックの?
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'K!$G0l@$$rIwsS$7$?$,!"$d$,$F$=$N%a%m%G%#!<$OK.3ZE*5;9*I=8=$N798~$r6/$a!"1960年代に美空ひばりを得ることによって演歌の巨匠としてその地位を確立した。小節を利かしながら、それぞれの個性で崩しながら
演歌歌手たちが古賀メロディーを個性的に歌った。歌唱法の特徴としては、小節(こぶし)と呼ばれる独特の歌唱法が多用される。
演歌歌手(とくに女性)は、日本的なイメージを大切にするため、歌唱時に和服を着用することが多い。歌詞の内容は“海・酒・涙・女・雨・北国・雪・別れ”がよく取り上げられ、これらのフレーズを中心に男女間の切ない愛や悲恋などを歌ったものが多い。
美空ひばり「悲しい酒」、都はるみ「大阪しぐれ」、大川栄策「さざんかの宿」、吉幾三「雪國」など。また、男女の情愛に特化されたジャンルで、
演歌よりも都会的なムード歌謡というものがある。とはいえ上記の特徴をもってしても、
演歌とそれ以外のジャンル(歌謡曲など)を明確に分類することは難しい。ジャズピアニストの山下洋輔は
演歌や歌謡曲の全盛期だった1970年代に「
演歌もアイドル歌謡も同じにしか聞こえない」と述べていたと言われる(
演歌や歌謡曲をけなしているのではなく、音楽理論的に両者を分類することができないという意味)。男女間の悲しい情愛を歌ったもの以外のテーマとしては、
幸せ夫婦物…村田英雄「夫婦春秋」、川中美幸「二輪草」など。
母物…二葉百合子「岸壁の母」、金田たつえ「花街の母」など。
その他家族物…鳥羽一郎「兄弟船」、芦屋雁之助「娘よ」、大泉逸郎「孫」など。
人生物、心意気物…北島三郎「山」、「川」、中村美律子「河内おとこ節」など。
股旅物…東海林太郎「旅笠道中」、ディック・ミネ「旅姿三人男」、氷川きよし「箱根八里の半次郎」など。
任侠物…北島三郎「兄弟仁義」など(股旅物に近いが、股旅物は軽快、任侠物は重厚な曲調が多い)。
浪曲物…三波春夫「俵星玄蕃」、「紀伊国屋文左衛門」など。
歴史
もともと演歌は自由民権運動の産物だった。藩閥政治への批判を歌に託した政治主張・宣伝の手段である。つまり、政治を風刺する歌で、演説に関する取締りが厳しくなった19世紀末に、演説の代わりに歌を歌うようになったのがこの名称のはじまりといわれる。これ以前にも政治を風刺する歌はあったが、これ以後、演歌という名称が定着する。しかしながら時代を経るにつれて定義は変遷し、政治的な内容を含む歌を指して演歌と呼ぶことは無くなった。明治後半から、心情を主題にした社会風刺的な歌が演歌師によって歌われるようになった。大正になると演歌師の中から洋楽の手法を使って作曲する者も現われた。鳥取春陽の登場である。彼の作曲である『籠の鳥』は一世を風靡した。昭和に入ると、外資系レコード会社が日本に製造会社を作り、電気吹込みという新録音システムも導入され新しい時代を迎えた。演奏家も昭和初期には藤原義江、佐藤千夜子、二村定一、藤山一郎、淡谷のり子などの洋楽演奏家が主流になり、演歌師は民衆歌曲の主役を譲ることになった。戦後に入り、昭和30年代になると、望郷歌謡の春日八郎、三橋美智也、泣き節の島倉千代子が登場した。昭和30年代後半になると、北島三郎、都はるみ、40年代には水前寺清子、森進一、五木ひろしなどが登場し、個性豊かな時代を迎え、(ワタナベエンターテインメント|ナベプロ所属の歌手に代表される)洋楽指向の歌謡曲と人気を二分した。この頃になると、それまで全般的に流行歌や歌謡曲と呼ばれていた大衆歌謡音楽のうち、ヨナ抜き音階や小節を用いたものが演歌と呼称されるようになった?
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$H2NMX6J$H$N4V$KL@3N$JJ,4t%i%$%s$,B8:_$9$k$o$1$G$O$J$/!"$`$7$m2N演歌歌手」と称するかどうかが分かれ目と見る向きもある。1960年代後半になると、政治批判的な歌はフォークソング等の形態を取ることが多くなり、演歌は男女間の情念等を取り上げた曲が多くなった。また、フォークソングやグループ・サウンズ等、洋楽の影響を強く受けた音楽の台頭によって一時やや下火になったが、昭和50年代に、カラオケブームが起こったことや、歌唱力の乏しいアイドルが多くなった反動などで実力派の演歌歌手が台頭し、多数のヒット曲が生まれた。1980年代半ば以降、若者と中高年の聞く歌のジャンルが一致しない傾向が強まっていった。テレビの歌番組も中高年向けと若者向けが別々になり、誰もが知っている流行歌が生まれにくい時代となった。演歌が中高年のみの支察
}$K8BDj$5$l$F$-$?$3$H$d!"AG?M$,%+%i%*%1$G2N$$$d$9$$$3$H$,B:$P$l?9?J0l$J$I$N$h$&$J$$$$0UL#$GJJ$N$"$k2N演歌の新曲CDが数十万枚単位でヒットする例は皆無になってしまったと言われる。しかし2000年に大泉逸郎の「孫」や氷川きよしの「箱根八里の半次郎」が大ヒットしてからは復活の傾向を見せており、一時期1人、または2〜3人だった大型新人演歌歌手のデビューも毎年4〜5人まで増えている。逆にランキング上位を占めていたJ-POP全体の売り上げが低くなるにつれ、相対的にランキングでも上位に顔を出すことが多くなっている。しかし相変わらず中高年齢層限定のジャンルという認識が強いのは否めない。個性と実力を兼ね備えた大御所、春日八郎・三橋美智也・村田英雄・三波春夫らがすでに亡くなっており、北島三郎や森進一などのインパクトの強い歌次
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N演歌は、氷川きよし・北山たけし等の若手歌手の力量にかかっていると見る向きもある。
韓国の演歌
大韓民国にも演歌風の歌が存在する。一部には「日本統治時代の影響」とする説があり、逆に「若き日の古賀政男が朝鮮半島に滞在した際、朝鮮音楽の影響を受けた」という意見も見られる。源流が日本なのか韓国(朝鮮半島)なのかは定かではない。朴正煕大統領の時代には韓国でも演歌が流行したが、その後、倭色追放運動によって演歌は日本語であるとして使えなくなり、演歌風の歌は「トロット」と呼ばれる。トロットをメドレー形式で歌うポンチャックぁ
,0l;~4|F|K\$G$b%+%k%HE*$KN.9T$7$?!#1980年代には韓国の歌手チョー・ヨンピルが日本で大ヒットを飛ばし、現在もキム・ヨンジャなどの韓国人歌手が日本で活躍しており、日本と韓国の音楽文化がよく似ていることは広く認識されている。最近の韓国の歌謡界はポップスが主流で、日本色の強いトロットはあまり流行しなかったが、2004年にトロット歌手チャン・ユンジョンが『オモナ』を大ヒットさせた。
オリコンチャート主な1位獲得作品
[ 週間 ]
星影のワルツ/千昌夫(1968年6月3日付〜7月1日付、8月17日付の6週)
港町ブルース/森進一(1969年6月9日付〜7月7日付の5週)
池袋の夜/青江三奈(1969年9月8日付〜10月13日付の6週)
女のブルース/藤圭子(1970年3月30日付〜5月18日付の8週)
圭子の夢は夜ひらく/藤圭子(1970年5月25日付〜7月27日付の10週)
京都の恋/渚ゆう子(1970年11月9日付〜12月28日付の8週)
望郷/森進一(1971年1月25日付〜2月8日付の3週)
よこはま・たそがれ/五木ひろし(1971年7月19日付の1週)
わたしの城下町/小柳ルミ子(1971年7月26日付〜10月11日付の12週)
瀬戸の花嫁/小柳ルミ子(1972年5月15日付〜6月5日付の4週)
京のにわか雨/小柳ルミ子(1972年9月11日付〜9月25日付、10月9日付〜10月16日付の5週)
女のみち/宮史郎|宮史郎とぴんからトリオ(1972年10月30日付〜1973年2月12日付の16週)
なみだの操/殿さまキングス(1974年3月18日付〜5月13日付の9週)
夫婦鏡/殿さまキングス(1974年7月15日付〜8月5日付の4週)
冬の駅/小柳ルミ子(1974年11月18日付、12月9日付の2週)
あなたにあげる/西川峰子(1974年12月16日付の1週)
昭和枯れすゝき/さくらと一郎(1975年4月28日付〜5月12日付の3週)
心のこり/細川たかし(1975年7月28日付〜8月18日付の4週)
北の宿から/都はるみ(1976年12月6日、12月20日付〜1977年1月10日付の4週)
おもいで酒/小林幸子(1979年7月23日付の1週)
矢切の渡し/細川たかし(1983年4月18日付〜5月2日付の3週)
あじさい橋/城之内早苗(1986年6月23日付の1週、史上初の演歌初登場1位曲)
雪國/吉幾三(1987年2月9日付の1週)
北の旅人/石原裕次郎(1987年8月24日付の1週)
浪花いろは節/関ジャニ∞(2004年10月4日付の1週、平成初の演歌1位曲)
初恋列車/氷川きよし(2005年2月21日付の1週、平成初の演歌初登場1位曲)
(1968年1月4日付〜2006年6月26日付まで、計26曲)
[ 年間 ]
1968年度 星影のワルツ/千昌夫
1971年度 わたしの城下町/小柳ルミ子
1972・73年度 女のみち/宮史郎とぴんからトリオ
1974年度 なみだの操/殿さまキングス
1975年度 昭和枯れすゝき/さくらと一郎
1979年度 夢追い酒/渥美二郎(最高2位)
1983年度 さざんかの宿/大川栄策(最高2位)
1987年度 命くれない/瀬川瑛子(最高2位)
(1968年度〜2005年度まで、計8曲)※週間・年間で、太字は、ミリオンセラー曲。ただし上記の歌の中にも「これは演歌ではなく歌謡曲やJ-POPではないか」という意見のあるものも見られることに注意。
関連語
*日本の演歌歌手
歌手
古賀政男
エンドル
艶歌の竜???五木寛之の小説「艶歌」に登場する高円寺竜三を指す。モデルは故馬渕玄三。
参考文献
『「演歌」のススメ』:藍川由美、文春新書、文藝春秋 (出版社)|文藝春秋:ISBN 4166602829
『さすらいのメロディー鳥取春陽伝』:菊池清麿、郁朋社:ISBN 4-900417-99-8
外部リンク
歌詞検索サービス♪歌詞GET(演歌の歌詞を検索)
posted by なべ at 02:22| 北海道

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覚え書き
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